日経コンピュータ 23年1月号 「人月商売は日陰の存在に」

□重要ポイント
・人月商売の弊害
SIerが顧客の要望を聞いてシステムを作り上げる人月ビジネスが流行ったことで、労働集約型の多重請負構造が生まれてしまった。これが長時間労働や偽装請負などの温床になっている。

・なぜ人月商売を抜け出せないのか
人月商売が行われるようになってから約30年もたったが、一向に抜け出せる兆しが見えてこない。ユーザからのニーズが強すぎるからだろうか。

・テクノロジー企業からソリューション企業へ
Saasなどを中心にテック企業がサービスを展開しようと動いている。SIerとしてもいかにサービスのラインナップを充実させ、顧客ごとの個別カスタマイズなしで提供できるかということを本気で考えていかなければならない時期に来ているのかもしれない。

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