「頭の良さとは説明力だ」を読んでみた

□本書を読んだきっかけ
最近、システムトラブルが多発しており、顧客に状況と対応を説明する機会が増えてきています。ITエンジニアにとって、いかに説明能力が大切かということを痛感したため、本書を読むに至っております。

□著者のプロフィール
著者の齋藤孝さんは、明治大学の教員をされており、講演会やテレビ出演など、いろいろなメディアで活躍されている人です。知っている方は多いかと思います。

□重要ポイント
・説明力を鍛えるには、本の要約トレーニングが有効
A4用紙1枚に読んだ本の重要ポイントをまとめ、1分間で説明する練習を積み重ねることが良いトレーニングになると説明されています。実際に大学の講義でも取り入れられているトレーニングとのことで、1年で学生が説明能力を大きく伸ばしていることを目の当たりにされたそうです。

・本の目次から全体像を把握
読書をする際に、本の全体像を把握しながら読み進めると理解が進むと記載されています。全体像の理解に有効なのは目次に目を通すことです。常に目次を意識しながら読み進める訓練を実施しましょう。

・ポイントを3つに絞って説明する癖をつける
1回の説明で人間が覚えておけることは、せいぜい3つです。あまりポイントを多くしすぎず、大胆にポイントを3つに絞ることで、印象に残る説明をすることができます。

□自身のアクションポイント
・読書ブログを週に1回は書くようにする
・カラオケなどを利用して、説明するトレーニングを実施する

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